一の瀬高原キャンプ場で経験したのはかつてない苦労とそれに見合う最高の環境

【キャンプデータ】

場 所:一の瀬高原キャンプ場

( 山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋560)

イ ン:14:00~

アウト:~11:00

日 時:2017/3/4(土)-5(日)

天 気:晴れ

気 温:最高 10℃前後、最低 -3℃

補 足:通年営業で、炊事場・トイレ利用可。トイレはいわゆるボットン。飲み水持参。

こんにちは、ゆう吉です。

1か月ぶりのキャンプに行ってきました。メンバーは先月の椿荘ACでデビューした後輩、Iくんと2人です。

またまた家族はお留守番。笑顔で送り出してくれる家族に感謝です。

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一の瀬高原キャンプ場へ行ってきました!

場所は『一の瀬高原キャンプ場』という知る人ぞ知るキャンプ場。奥多摩から青梅街道を1時間ほど山に入ったところにあります。

新宿近辺でIくんを拾ってから高速を使わずに3時間少々。12時過ぎに到着です。

最後は青梅街道をはずれ5キロほど林道を走るのですが、そこでまさかの光景が。なんと、雪が残っているではないですか。電話では今年はほとんど雪降ってないって言ってたよね。。。

スタッドレスのおかげで無事に現地へ到着しましたが、駐車場にはがっつり雪が残ってます。

予想外の展開に笑うしかないふたりですが、受付時の注意事項でさらにビックリ。

『動物に気を付けて』までは、まあ普通。でも動物の種類が問題。なんと、熊がいるそうです。キャンプ場で出たことは無いようですが、この辺りが生息地だそうです。。。

いきなり出鼻をくじかれました。一の瀬高原キャンプ場恐るべし。

一の瀬高原キャンプ場はこんなところ!

関東のキャンパーでも一の瀬高原キャンプ場をご存じの方は少ないと思います。

ここは高規格には程遠く、自然たっぷりですが裏を返せばとっても不便なキャンプ場。むしろ、野営場と言った方が適切か。

多くのオートキャンプ場と違い、フィールドは崖の下や沢の向こう側。

車の横付けは出来ません!

車の横付けは出来ません!

荷物は一輪車を使って駐車場から下ろします。フル装備で行ったこともあり、ふたり分の荷物で5往復はしたと思います。

炊事場、トイレは受付前にありますが、我々が設営した『さわぐるみ』にはありません。敷地が広すぎて他のサイトは確認していませんが。そしてトイレはいわゆる「ボットン」。久々にお目にかかりました(笑)

マイナス面ばかり書いているようですが、ロケーションは最高です。

自然たっぷりの一の瀬高原キャンプ場

自然たっぷりの一の瀬高原キャンプ場

木々に覆われた斜面の谷間を流れる小川。水は本当にきれいで聞こえてくる音は川のせせらぎのみ。夜になれば灯り1つなく、木々の間からはきれいな星空が覗きます。

あまりに暗く、あまりに静かで男ふたりでもなんだか心細い。本当の「アウトドア」を体験したい方には満点のキャンプ場だと思います。

しかし、ファミリーではちょっと・・・

やっぱりソロテントが欲しい!

設営に選んだ場所は『さわぐるみ』と呼ばれるサイトで小川と崖の間にある、お世辞にも広いとは言えないスペース。

そのスペースには木があったり、切り株や岩があったり。わずかな設営可能なエリアも若干斜めになっています。

ゆう吉家にはツールームテントしかありません。今回のように、ソロで行った場合も(Iくんとふたりですが、キャンプ場ではそれぞれが自分のギアで楽しんでいます)大きなツールームを使用します。

木や岩を避けて、やっとの思いで確保したスペースはかなり斜めでしたが、やむを得ず。そこに設営です。

やっぱり小さなソロテントが欲しい!

今回ほど強く思ったことはありませんでした。

ヴェイパラックスの火入れ式!とても雰囲気のあるランタンです

設営も無事に完了した後は、今回の目的のひとつでもある後輩Iくんの『ヴェイパラックス』の火入れです!

後輩Iくんのヴェイパラックス

後輩Iくんのヴェイパラックス

なんでも、このランタンには点火のツマミはなく、プレヒート中にポンピングすることによって点火させるそうで。長めのプレヒートの後、恐る恐るポンピングをすると・・・

無事に点火です!

炎上の恐怖と戦っていたIくんも一安心。灯りは柔らかい色味でとても雰囲気のいいランタンです。

お値段は張るし手もかかるようですが、機械好きの方にはオススメのランタンですね。

あとは焚き火と小川のせせらぎに癒されるだけ…

火入れ式も無事に終え、そろそろ夕食の時間です。

直火OKですので、大きな石をかまど変わりにして上に網をのせます。

石のかまどで調理中!

石のかまどで調理中!

焚き火台やBBQコンロでは味わえない雰囲気がいいですね。道の駅『たばやま』で購入した鹿肉ウインナーが最高!固めの肉を想像していましたが、予想に反してかなりジューシーでした。

設営でかなり体力を使っていたのでふたりとも本当にまったり。

ただ焚き火を眺めるだけの時間がゆっくりと過ぎていきます。朝晩の焚き火はキャンプの中で最も好きな時間。大いに満喫することができました。

いつもよりも早い時間に目覚ましをセットし、22時過ぎにシュラフに入りました。

林間サイトの朝は気持ちのいい朝でした

翌朝は6時頃に起床。

椿荘での雪中キャンプの際の頭痛が頭をよぎりましたが、この日は絶好調。

恒例のメモリー機能付温度計での最低気温チェック。結果は-3℃。このくらいだとあまり寒さは感じません。

サイトが斜めでコットから滑り落ちるトラブルにより何度か目が覚めましたが、それを除けば快適にぐっすり。目覚めのよい朝でした。

早速ドラゴンフライに火を入れてお湯を沸かします。

目的はもちろんコーヒー。

自然の中でのコーヒーは最高です!

自然の中でのコーヒーは最高です!

キャンプでしか味わえない至福の時間です。

結露を乾かすためにキャンプ場で出来ること

そんな至福の時間を楽しんだ後は撤収作業が待っています。

冬キャンプの撤収で悩まされるのは結露の問題です。

今回も例外はなく、シュラフの外側がかなり湿ってしまいました。インナーテントも若干湿っています。

チェックアウトまで時間があるので即席物干しを作って乾かします。

即席物干しで乾燥撤収!

即席物干しで乾燥撤収!

天気が良かったのですぐに乾きました。翌日が仕事の場合、乾燥はキャンプ場で済ませたいですよね!

一の瀬高原キャンプ場の荷物運搬サービス

設営時の荷物運搬に懲りた我々は、荷物運搬サービスを利用することに。

駐車場は崖の上。行きは下りでしたが、帰りは登らなければならないため費用対効果は出ると判断してお願いしました。

そのサービス内容は、自サイトから駐車場までバギーで荷物を運んでくれるというもの。料金は500円。あの坂を何往復もすることを考えると安いものです。

お願いすると、オーナーさんがバギーで荷台を牽引して来てくれます。

荷物を積み込んだ様子がコチラ。

バギーに荷物満載です!

バギーに荷物満載です!

険しい道もグイグイ行ってくれます。こんなことなら行きもお願いすればよかった。。。

オーナーとバギーのお陰もあり、無事撤収が完了しました。

理想の環境に限りなく近いキャンプ場でした

キャンプ初心者のゆう吉一行にはかなり過酷な環境だった今回のキャンプ。

そんな中で、かなりの経験値を上積み出来たのではと思います。

ここ一の瀬高原キャンプ場は『ありのまま』を大切にしたオーナーさんの意向(オーナー、勝手に決めちゃいました!)が至るところに汲み取れるキャンプ場でした。それだけに、それなりの準備と意気込みを要求される場所でした。

設営までの段階でかなりのダメージを負った二人でしたが、時が経つにつれてその『魅力』に魅せられ、帰りの車内ではいかにして荷物を軽量化し、どうやってここでのキャンプに対応するかを談義していました。

ファミリーでゆっくりとキャンプしたい方にはあまりお勧めしません。ゆう吉も今の段階ではそういう利用の仕方は考えていません。

でも、息子君がもう少し大きくなった時、二人だけの時間を楽しみに来たいと思います。何もない不便さの中で何かを感じて欲しい。ここにしかない『魅力』を二人で共有したい。そんな教育もありかなぁと。

キャンプ場からの帰り道、見慣れた都会の風景にもどるにつれて、大切な何かを失っていくようななんだか寂しい気持ちに駆られました。

近い将来、またここの環境を楽しみに戻って来たいと思います。

ありにままの自然を感じたい人は、一の瀬高原キャンプ場へ行ってみてはいかがですか??

今日はこの辺で。

それでは、また!